戦争と国家、そしてナショナリズム

対象年度: 2004
授業科目種別: 全学教育科目
対象学部: 文学部, 教育学部, 法学部, 経済学部, 理学部, 医学部, 歯学部, 薬学部, 工学部, 農学部, 獣医学部, 水産学部
他学部履修等の可否:
担当教官: 福田 宏 (ふくだ ひろし/ FUKUDA Hiroshi)(大学院法学研究科・法学部 政治学講座)
授業科目名(和文): 社会の認識(論文指導)
講義題目名(和文): 戦争と国家、そしてナショナリズム
キーワード:ナショナリズム、戦争、市民社会、公共性、民主主義、国際政治、権力、帝国、国家、テロリズム、NGO
種類: 講義
単位数: 2
開講時期: 1学期
対象学科・クラス: 1〜52
履修区分: 選択
授業の目標: 戦争が起きているのはイラクだけではない。世界の多くの場所で紛争が発生し、毎日、夥しい数の人間が犠牲になっているというのが現実である。それでは、私たちはその現実に対して何を為すべきなのだろうか? 例えば、日本国籍を持つ人間であれば、「国際社会において名誉ある地位」を占めるために、「日本人」として何かを為すべきなのか? それとも、国家とは別に一人の個人として、問題に立ち向かうべきなのだろうか? この授業では、こうした点について、じっくりと考えてみたいと思う。
到達目標: 邦語文献の講読を通じて、国際政治の現状に関する理解を深める。あわせて、不明な点の調べ方、精読の方法、文章の書き方、など将来に役立つ「技術」についても、知識を深めることを目標とする。
授業計画: 日本語文献を数回に一冊のペースで精読する。
1)報告者が事前にレジュメを作成し、報告する。
2)コメンテーターは、報告者の報告をチェックし、論点を提示する。
3)出席者は予め自ら論点メモを用意しておくこと。その後、全員で討議。
評価の基準と方法: 以下の3点により評価する。
1)中間の小レポート(20%)、
2)演習時の参加度合(40%)、
3)期末レポート(40%)。
備考: 無断欠席は認めない。
教科書:  
講義指定図書: 多木浩二『戦争論』岩波新書、1999年。
藤原帰一『デモクラシーの帝国 ― アメリカ・戦争・現代世界』 岩波新書、2002年。
古矢旬『アメリカニズム ― 「普遍国家」のナショナリズム』東京大学出版会、2002年。
スティーヴン・ハウ、見市雅俊訳・解説『帝国』 岩波書店、2003年。